auからワイモバイルに乗り換えるには?気になる料金や申込みについて解説
携帯料金が高く家計を圧迫してしまい、少しでも安く抑えたいauユーザーの方も多いのではないでしょうか。
携帯料金を安くするなら格安SIMがおすすめです。格安SIMには多くのキャリアがありますが、なかでも安くて安定した通信でストレスなく使える、と人気なのがワイモバイルです。
そこで今回は、auからワイモバイルに乗り換える方法や料金などを解説します。月々の料金シミュレーションもご紹介するので、現在の携帯料金がどれだけ安くなるのか参考にしてください。
auとワイモバイルの料金プラン
大手3大キャリアと呼ばれているドコモ・au・ソフトバンクの基本料金を比べた場合、それほど大きな差はありませんが、auとワイモバイルを比べるとワイモバイルの方がグッと安くなります。
そこで2020年10月現在のauとワイモバイルの料金プランを徹底比較するので、それぞれの料金プランを詳しく見ていきましょう。
auの料金プラン
auの料金プランは、ドコモやソフトバンクに比べると非常に複雑でわかりにくいです。
auの料金プランは大きく分けて3種類あり、スマートフォン5G・スマートフォン4GLTE・スマートフォン3Gです。
auのスマートフォン3Gは、2022年3月末で終了となり、スマートフォン5Gはまだ一部エリアしか対応していないので、現状ではauユーザーの大半がスマートフォン4GLTEに加入している状態です。
そこで、auの代表的な料金プランとしてスマートフォン4GLTEの料金を紹介していきましょう。
■データMAX 4G LTEの基本料金 |
データ使い放題・テザリングなどのデータ容量30GB付き 月額7,480円 |
■データMAX 4G LTE Netflixパックの基本料金 |
データ使い放題・テザリングなどのデータ容量60GB付き 月額8,480円 |
■データMAX 4G LTE テレビパックの基本料金 |
データ使い放題・テザリングなどのデータ容量70GB付き 月額9,180円 |
■ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)の基本料金 |
データ量1GB付き 月額2,980円 |
上記の料金はあくまでも基本料金(税抜価格)であり、ここから各種割引を適用すると月々の料金が安くなるのでチェックしましょう。
ワイモバイルの料金プラン
auの複雑な料金プランに比べるとワイモバイルはスマホベーシックプランS・M・Rの3つだけなので、シンプルでわかりやすい料金体系です。
新規割や家族割などの割引が適用されると基本料金がさらに安くなり、お得です。
基本料金だけを比較した場合でも、auよりもワイモバイルの方が断然安いことがわかります。
毎月の料金シミュレーション
上記で紹介した料金プランの基本料金は割引なしの金額なので、乗り換えたときのイメージがしにくいかもしれません。
そこで、夫婦2人で利用した場合の料金プランをそれぞれシミュレーションしていきます。端末代は機種によって異なるので含みません。
auを夫婦で持つなら
夫婦ともにデザリングなどのデータ容量は30GBもあれば十分だと判断して、データMAX 4G LTEのプランを申し込んだ場合の月々の料金をシミュレーションすると以下の通りです。
夫婦二人で月額料金は15,560円となりました。
ワイモバイルを夫婦で持つなら
ワイモバイルでは、月に10分の国内通話無料とデータ容量10GBがあれば十分だと判断し、スマホベーシックプランMを選択して新規割を適用した夫婦2人の料金シミュレーションをしていきます。
ただし、新規割はキャンペーンなので変動があるほか、6カ月過ぎると適用されなくなります。
新規割の適用期間が終了した場合の月々の料金は、夫婦2人でプラス1,400円となり、6,360円です。
料金の差はどれくらい?
続いて、auとワイモバイルについて夫婦2人利用した場合の料金をシミュレーションした結果を月と年で比較してみましょう。
月で比較した場合、auの月額料金が15,560円でワイモバイルが4,960円なので差額は10,600円です。
auからワイモバイルに乗り換えるだけで、月に10,600円もの節約ができるという結果となっています。
年で比較した場合、auは年額料金が186,720円であるのに対してワイモバイルの場合は67,920円であり、年間の差額は118,800円となります。
月額、年額ともワイモバイルに乗り換えた方が断然お得になるのがわかります。
ワイモバイルに乗り換えるメリット!
格安SIMは通信が遅いのでは、など乗り換えるにあたり不安を感じている人も多いでしょう。そこで、ワイモバイルに乗り換えるメリットをご紹介します。
まず、auに比べて月々の料金が断然安くなり、節約できるところが最大のメリットです。
また、ワイモバイルの料金プランすべてに10分以内の国内通話無料が付いているところも嬉しいメリットだと言えるでしょう。
他の格安SIMにはないメリットとしては、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、ソフトバンクの高機能な回線をそのまま利用できる点が挙げられます。
格安SIMは通信速度が遅いと言われることがありますが、ワイモバイルはソフトバンクの回線が利用できるので、昼時や夕方の通信が混雑する時間帯でも安定してサクサク動き、ストレスがありません。
また、多くの格安SIMキャリアはネットのみでの対応が多いですが、ワイモバイルは全国にショップがあるので、何かトラブルや疑問が発生した場合などにはショップですぐに対応してもらえます。
その他、ショップや時期にもよりますが、乗り換え時にさまざまな特典があることもメリットです。
特にワイモバイルへの乗り換えの案内を専門としているヤングモバイルサイトでは、独自の特典を設けており、auからの乗り換えで20,000円(最大)+生活応援特典3,000円のキャッシュバックが受けられます。
このように、ワイモバイルにはauに劣らないメリットがたくさんあります。
auからの乗り換えに必要なもの
料金シミュレーションやワイモバイルのメリットを知って本格的にワイモバイルに乗り換えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、auからワイモバイルに乗り換える場合の準備として必要なものをご紹介します。
auからワイモバイルに乗り換え手続きができる場所は、ワイモバイルショップとオンラインストアの2通りです。
ショップで乗り換え手続きをする場合に必要なものは、
- 本人確認書類
- 料金支払いのためのクレジットカードもしくはキャッシュカード
(口座引き落とし希望の場合は通帳の届け印) - 印鑑
オンラインストアで乗り換え手続きをする場合は、
- 本人確認書類
- クレジットカードもしくはキャッシュカード
- MNP予約番号
が必要となります。
auで使っていた機種をそのまま利用する場合は、SIMロック解除も必要です。
また、MNP予約番号はauで使っていたい番号をそのまま引き継ぎたい場合に必要になるので、番号を引き継ぎたい場合には乗り換える前に必ずauでMNP予約番号を取得しましょう。
auでのMNP予約番号を取得するには
auでMNP予約番号を取得する方法は、電話・オンライン・ショップの3つがあります。
ショップで取得する場合の注意点として、契約者本人が行く必要があるため手間がかかる点と、混雑時は待ち時間が長くなる場合がある点が挙げられます。
オンラインの場合はいつでも取得することができて便利ですが、My auにログインする必要があり、ログインID・パスワード・ネットワーク暗証番号が必要です(パスワードなどがわからない場合はMNP予約番号を取得できません)。
3つの方法のなかで最も楽なのが電話で取得する方法です。
電話で取得する場合、必要なものは特になく、ガイダンスに従って手続きするだけなので簡単です。
オンラインで取得
オンラインでMNP予約番号を取得する場合の手続き方法は以下の通りです。
- 「My au」にログインする
- 「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容/手続き」を選択
- 「お問い合わせ/手続き」を選択
- 「MNPご予約」を選択
手続きが完了するとSMSのメッセージでMNP予約番号が送られてきます。
オンラインでMNP予約番号の取得ができる時間は9:00~20:00です。
電話で取得
電話での取得の場合、必要なものはなく一番簡単な方法ですが、注意事項として必ず契約者本人から電話をする必要がある点を知っておきましょう。
MNP予約受付センター「0077-75470」に電話をすると音声ガイダンスが流れるので、ガイダンスに従って手続きします。
通話料は無料で、受付時間は9:00~20:00です。
手続きが完了すると、SMSでMNP予約番号が送られてくるので保存しておきましょう。
店頭で取得
店頭でMNP予約番号の取得手続きをする場合は、本人確認書類が必要なので免許証などを忘れずに持参してください。
店頭窓口で担当者が本人確認書類の確認作業を終えると手続きに入り、その場でMNP予約番号を発行してもらい完了です。
店頭窓口で手続する場合の注意点としては、混雑していると待ち時間が長くなることです。
また、書類の確認作業などがあるので電話やオンラインよりも手続きが完了するまでに時間がかかります。
MNP予約番号を簡単に取得するなら、オンラインか電話での手続きがおすすめです。
乗り換えにかかる費用
auからワイモバイルに乗り換えるにあたり、乗り換え費用が発生するので事前に確認しておきましょう。
乗り換えにかかる費用は、MNP転出手数料3,000円・新規契約事務手数料3,000円の合計6,000円です。
加えて解約金がありますが、解約金は契約プランによって変わります。2年契約Nプランの場合の解約金は1,000円で、2年契約の場合の解約金は9,500円です。
いずれも契約更新月に乗り換えをすれば解約金が発生しないので、更新月を確認して乗り換えれば乗り換え費用は6,000円で済みます。
ワイモバイルへの乗り換え手続き
auからワイモバイルへの乗り換え手続きは、ワイモバイルショップとオンラインの2つの方法があります。
ショップでの乗り換えは担当者と直接やり取りしながら手続きできるところがメリットですが、待ち時間や書類への記入や確認作業などで乗り換え完了までに時間がかかるのがデメリットです。
その点、24時間いつでも乗り換え手続きが可能なオンラインなら、店舗に行く必要もなく自分の都合に合わせて乗り換えができるので、オンラインでの乗り換えをおすすめします。
オンラインでの乗り換え方法
オンラインでの乗り換え方法手順は以下の通りです。
- auのMNP予約受付に電話してMNP予約番号を取得する
- 端末にてSIMロック解除をする
※auで使っていた端末をそのまま利用する場合 - 本人確認書類・本人名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード・MNP予約番号を用意する
- オンラインサイトで端末・料金プラン・オプションなどを選択する
- 本人確認書類のアップロードをする
- 審査完了後に商品発送で、お手元に届いたら回線切り替え作業して完了
すべて自宅に居ながら手続きできるので、簡単で楽に乗り換えができます。
まとめ
ワイモバイルはソフトバンクの高機能な回線をそのまま利用できるので、回線が混雑しがちな昼時や夕方でもサクサク動きストレスがありません。
夫婦2人で利用した場合のシミュレーションでは、auからワイモバイルに乗り換えることで年間118,800円も料金が安くなり、節約できる結果となりました。
auユーザーで月々のスマホ料金を節約したいと考えている人は、ワイモバイルへの乗り換えをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。